「庭をもっと活用したい」「家の中に光と風を取り込みたい」と考えたとき、真っ先に候補に上がるのがテラスですよね。
しかし、一言にテラスと言っても、その形は千差万別。最近では単なる「洗濯物干し場」としての機能だけでなく、リビングの延長として、あるいは趣味の空間としてテラスを設置する方が増えています。
今回は、最近のトレンドである「開放感あふれるオープンテラス」と、機能性に優れた「囲みテラス(ガーデンルーム)」を比較しながら、岐阜での暮らしに最適なテラス選びのヒントをお届けします。
自然と心地よくつながる「オープンテラス」の魅力

まずご紹介するのは、スタイリッシュなオープンテラスです。
圧倒的な開放感とデザイン性。
オープンテラスの最大のメリットは、何といってもその「抜け感」です。壁に囲まれていないため、庭の緑や空の広さをダイレクトに感じることができます。
特に写真のような、深い軒(のき)を意識した木調の天井材を組み合わせたデザインは、室内からの視覚的な繋がりを強調し、リビングを数倍広く見せてくれる効果があります。ブラックのフレームが全体を引き締め、モダンな岐阜の街並みにも美しく調和します。
「家の中」と「外」のいいとこ取り
「完全な外ではないけれど、家の中でもない」という中間領域としての機能が光ります。
- 夏の暑さ対策: 岐阜の厳しい夏の日差しを、おしゃれな屋根が遮ってくれます。
- 家族の憩いの場: 週末のBBQや、お子さまのプール遊び、あるいは夜に少しお酒を楽しむスペースとしても最適です。
- メンテナンス性: 風通しが良いため、湿気がこもりにくく、ウッドデッキのお手入れもしやすいという実利的な面もあります。
365日、多目的に使える「囲みテラス(ガーデンルーム)」の機能美
一方で、近年岐阜エリアでも非常に人気が高まっているのが、こちらの囲みテラス(サンルーム・ガーデンルーム)です。

天候に左右されない「もう一つの部屋」
ガラスやパネルで周囲を囲ったこのタイプは、もはや「庭の一部」というよりは「増築したもう一つのリビング」に近い存在です。
- 雨の日の洗濯物も安心: 岐阜は意外と雨が多い時期もありますが、囲いがあれば外出中の急な雨も気になりません。花粉や黄砂、PM2.5が気になる季節の物干し場としても最強の味方です。
- 冬でも暖かいサンルーム: 冬場の冷気をシャットアウトしつつ、太陽の光をたっぷり取り込んでポカポカとした空間を作ります。ペットの日向ボッコや、観葉植物を育てるのにも最適です。
ライフスタイルに合わせたカスタマイズ
写真の事例のように、足元をタイル張りにすることで高級感が生まれます。また、網戸を設置すれば、夏場も虫を気にせずに心地よい風を取り込むことができます。
「趣味のDIYスペースにしたい」「在宅ワークの合間にリラックスする場所にしたい」「子供が裸足で走り回れる場所にしたい」といった、具体的なこだわりがある方にはこの囲みタイプがおすすめです。
忘れてはいけない「税金」のリアルな話
ここが、最も現実的、かつ見落としがちなポイントです。実は、選ぶテラスのタイプによって、毎年の「固定資産税」が変わる可能性があることをご存知でしょうか。
なぜ「囲い型」は税金がかかるのか?
固定資産税の対象となる建物(家屋)には、不動産登記法上の「3つの条件」があります。
- 外気分断性: 屋根があり、三方以上を壁やガラスなどで囲われていること。
- 定着性: 基礎などで地面にしっかり固定されていること。
- 用途性: 居住、作業、貯蔵などの用途に使える状態であること。
写真のような「囲い型テラス(ガーデンルーム)」は、この条件をすべて満たしてしまいます。つまり、税務署からは「家の床面積が増えた(増築)」とみなされるのが一般的です。
「オープン型」なら税金は上がらない?
一方で、柱と屋根だけの「オープン型テラス」や、壁があっても二方までであれば、基本的には「外気分断性」がないと判断され、固定資産税の対象外になるケースがほとんどです。「開放感」というデザイン的なメリットだけでなく、「維持コストを抑えられる」という極めて現実的なメリットがオープン型にはあるのです。
まとめ:あなたは「外」をどう使いたいですか?
「テラス」にも色々ありますが、結局のところ「その場所で何をする時間が多いか」が答えになります。
- 週末に家族でワイワイ過ごす「遊びの場」なら、オープン型
- 平日の家事を助け、快適な「室内空間」を広げるなら、囲い型。
テラスは岐阜の厳しい夏や冷え込む冬を、より快適に変えてくれるはずです。
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